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【大涌谷周辺(箱根山)の火山活動】

 気象庁は噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)を発表しています。
 箱根山で観測される火山性地震の数は、数日に一回程度まで落ち着きました。また、箱根山全体が膨張するような地殻変動も終息しています。しかしながら、大涌谷から放出される火山ガスの量は、活動の活発化前に比べて、依然多い状況が続いています。温泉地学研究所では、引き続き注意深く観測を続けています。

2017年12月15日現在




図6-4

図6-4 大涌谷駐車場近くに設置したタイムラプスカメラ(一定時間ごとに自動的に撮影するカメラ)が撮影した6月29日12時台〜13時台の画像。12時27分45秒頃の画像は霧で視界が悪いが(a)、12時28分45秒ごろに画面に水滴がつき始め(b)、12時37分45秒頃には画面一面に水滴がつく(c)。水滴は、その後乾いていくが水滴の部分に汚れが残っているのがわかる(d)。そうした汚れのひとつを白い点線で囲んだが、当初はその部分になにも写っていない事が確認できる。以上のことから、水滴に混じった火山灰が12時30分頃に付着したと考えられる。火山灰が雨に混じるように降っていたという現地の観察と合わせて考えると、噴火の開始は12時30分頃であったと推定される。



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