震源分布図では、期間内に箱根山のどの場所で、どのくらいの深さで、どれくらいの数の地震が発生したのかを知ることができます。

地震が発生した場所の表し方

 地震は地下の中で発生する現象です。従って地震を発生した場所(震源と呼びます)は、緯度・経度・深さの3次元の情報を持っています。この3次元の情報を平面図で表現するためには、下図にありますように震源を地表に投影した図(震央分布図と呼びます)と、南北方向の断面図に投影した図(南北断面図と呼びます)、及び東西方向の断面に投影した図(東西断面と呼びます)を用います。
 下図のように、一つの震源に対して、震央分布図、南北断面図、東西断面図上にそれぞれ震源位置を表す赤丸が一個ずつ表示されます。
震源分布図の見方1

HPで表示される震源分布図の見方

 当研究所のホームページ上で表示される震源分布図の見方は以下の図をご参考ください。
震源分布図の見方2