ボクのいしぶみ巡り 1〜3

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所在地大井町 小田原市 横浜市
交通大井町の石碑は、JR御殿場線相模金子駅下車。
関連する史跡
  1. 大井町の石碑
  2. 根府川駅の石碑
  3. 横浜公園の石碑
元記事温泉地学研究所 なまず通信第8号から10号
1977(昭和52)年発行


 「ボクのいしぶみ巡り」は、温泉地学研究所観測だよりが発行される以前、一般向けの広報誌である「なまず通信」に掲載された。

 第2回、第3回の記事については、後日観測だよりに、「地震の石碑No. 19」および「地震の石碑No. 16」として再掲されているので、現在の状況などについてはそちらの取材メモをご覧いただきたい。
 ここでは、大井町の石碑の現状と当時の記事を紹介する。読みやすいようにあらためて編集した記事については、ページ左上の記事リンクからどうぞ。 大井町の地震の石碑は、1923年関東地震の後行われた、耕地整理が完了したことを記念して建てられた。酒匂堰から新松田駅に向かってカーブする道の左手にある。70年代には、主要な道路の一つであったと思われるが、現在は、西側に新しい県道711号線が、東側には国道255号線が走り、抜け道的な雰囲気である。ただし、交通量は割と多い。また、周辺は家屋と畑に囲まれており、元記事にある水田はあまり見られなかった。

記念すべき地震の石碑シリーズの第一回目。関東地震のあと、大きな被害の出た大井町の耕地整理が完了したことを記念する石碑が、紹介されている。
記念碑全景。元記事では、関東地震の後、耕地整理を行って広大な美田ができたことが紹介されているが、現在は水田よりも畑と家屋が目立つ。
記念碑の拡大写真。碑文の一部は、元記事に紹介されている。
酒匂堰から新松田駅に向かってカーブする道の左手にある。
根府川駅の地震の石碑。詳細は、地震の石碑[19]の記事を参照のこと。
横浜公園の公園由来碑。詳細は、地震の石碑[16]の記事を参照のこと。