地震の石碑 No6
震生湖と寺田寅彦句碑

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所在地秦野市 今泉1814
交通秦野駅からバス「震生湖経由比奈窪行き」約12分、「震生湖」下車、徒歩約3分。東名高速道路秦野中井ICより車で約10分。
関連する史跡および記事
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  3. 秦野観光協会
元記事温泉地学研究所 観測便り第3巻
1977(昭和52)年発行

小田急線・秦野駅から徒歩約30分の所に、関東大震災の際にできた震生湖がある。 震災で、小学校から下校中の女の子2名がこの付近で行方不明となったといわれている。震生湖バス停脇に二人の少女の供養塔が、湖畔には震災後に調査に訪れた、東京帝国大学の地球物理学者・寺田寅彦の句碑が建っている。なお、少女の供養塔は、「地震の石碑No21」に記事があるので、そちらもご覧いただきたい。

震生湖入口。
震生湖入口。
湖というよりは、池に近い。
湖というよりは、池に近い。
句碑の手前に建つ柱に、寺田寅彦の文字が見える。
句碑の手前に建つ柱に、寺田寅彦の文字が見える。
山さけて成しける池や水すまし。
山さけて成しける池や水すまし。

写真撮影:2012年9月8日