地震の石碑 No21
秦野市内の地震の石碑

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所在地秦野市内
交通最寄駅は、小田急線秦野駅。
関連する史跡
  1. 関東大震災殃死者供養塔(玉伝寺)
  2. 震災殃死者供養塔(龍法寺)
  3. 大震災埋没者供養塔(震生湖バス停の北側)
  4. 震災殃死者供養塔(河原町)
元記事温泉地学研究所 観測便り第40巻
1990(平成2)年発行

この記事の中にある石碑は、小田急線秦野駅周辺に点在している。
[1] 関東大震災殃死者供養塔は秦野市名古木(ながぬき)の玉伝寺にある。 地震の石碑(21)の記事では「玉伝寺境内に建てられています」となっているが、今は墓地に建っている。 台石、香炉、花立てが新しくなっている。 何らかの事情で台石等を新しくし、境内から墓地へ移したのかもしれない。

玉伝寺の墓地。
玉伝寺の墓地。写真中央に供養塔が見える。
関東大震災殃死者供養塔。
関東大震災殃死者供養塔。

[2] 震災殃死者供養塔は秦野市南矢名の龍法寺にある。 参道から石段を登った右手にひっそりと建っている。

龍法寺の参道(正面)。
龍法寺の参道(正面)。
参道を進み、石段を上がった右手に供養塔がある。
参道を進み、石段を上がった右手に供養塔がある。
震災殃死者供養塔。
震災殃死者供養塔。
震災殃死者供養塔。
震災殃死者供養塔。

神奈中バスの震生湖バス停のすぐ傍に小南道路改修記念碑がある。 その奥の木立の中、秦野盆地を見渡せる高台の端に、[3] 大震災埋没者供養塔がひっそりと建っている。いまでも、供養の花や飲み物が供えられている。ここから100mほど先に、震生湖がある。

震生湖バス停と、小南道路改修記念碑。
震生湖バス停と、小南道路改修記念碑。
大震災埋没者供養塔。
大震災埋没者供養塔。

秦野市河原町交差点から西へ約250mの所に、こんもりと木が茂り少し高くなった場所がある。 石段を登ると広いグラウンド。 地震の石碑(21)では児童公園と記されている。 確かに片隅に子供用の遊具はあるが、使われてなさそう。 また「児童公園」の表記はどこにもなかった。 このグラウンド左奥の茂みの中に [4] 震災殃死者供養塔が建っている。

河原町交差点から西に約250m。木立の生い茂った場所がある。
河原町交差点から西に約250m。木立の生い茂った場所がある。
階段を上がるとグランド
階段を上がるとグランド(児童公園?)。
震災殃死者供養塔。
震災殃死者供養塔。
震災殃死者供養塔。
震災殃死者供養塔。

写真撮影:2012年9月8日