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更新日:2024年12月24日 作成者:ウェブ管理者 閲覧数:2,331

研究集会「箱根山噴火から10年-水蒸気噴火の前兆把握と防災対応の到達点-」開催のお知らせ(令和7年1月14・15日)

更新履歴
12/2  概要公開
12/23  プログラム追加   

2015年に箱根山が水蒸気噴火を起こしてから10年となります。この10年間で、水蒸気噴火を起こしやすい火山の内部構造の理解が進んだほか、地震研究へのDASや機械学習などの新しい技術の導入、火山ガスの連続モニタリングなどが図られ、困難とされてきた水蒸気噴火の予知に向けた研究が大きく前進しました。一方、噴火予知の困難を前提として、一般市民に火山活動の現状を伝えるためのコミュニケーションツールであるVUI(Volcano Unrest Index)の研究も進められてきました。行政的には気象庁の噴火警報に対応した防災計画が各地で立案されてきたものの、警報発表に至らない火山活動の高まりへの対応が課題となっています。この研究集会では、最近の水蒸気噴火に関する火山学的研究を概観するとともに、最近の焼岳火山の活動と地元自治体の対応事例などを参考に、不確実性の高い火山現象の把握と、情報発信、防災対応のありかたについて、火山学と社会科学の双方の視点から議論します

対象:火山噴火に関わる理学・社会科学など各分野の研究者、自治体の防災担当者など
 
日程:2025年1月14日(火) 13:00-17:15 , 1月15日(水) 9:00-16:00


会場:温泉地学研究所2階会議室(小田原市入生田586)及びウェブ会議システム「Zoom」を用いたオンラインによるハイブリッド開催
会場の定員が限られるため、登壇者以外の会場参加は30名を上限とし、上限を超えた場合は事務局で選抜させていただきます。
→1月6日現在、会場定員には余裕があります。

主催:神奈川県温泉地学研究所
後援(予定):東京科学大学総合研究院多元レジリエンス研究センター、東京大学地震研究所、名古屋大学大学院環境学研究科附属地震火山研究センター

申込方法:電子申請「e-kanagawa」よりお申込みください。申込期間は令和6年12月2日(火)10:00~令和7年1月8日(水)17:00を予定しています。

参加申し込みはこちら

※発表は招待講演のみとなります。
 

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