6月29日に観測された長周期の振動と連続微動
神奈川県温泉地学研究所と東京大学地震研究所は、箱根山での地震活動の活発化に伴い、5月20日より,箱根山周辺の3点に広帯域地震計を臨時に設置しています。大涌谷において小噴火が発生した6月29日、上湯場に設置した地震計で、7時32分頃より振幅の大きい長周期信号(周期150秒程度)が観測されました。また、同じ観測点で4〜7Hzの周波数帯の連続的な微動も観測されました。これらの波形の特徴について、火山噴火予知連絡会に報告しました。
2015年8月24日掲載
PDFファイルをご覧になるためには、Adobe社から無償配布されている Adobe Acrobat Reader が必要です。
Adobe Acrobat Reader はAdobe社のウェブサイトからダウンロードしてください。