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平成18年度中期研究計画

投稿者: Gaia 掲載日: 2006/11/16 (1890 回閲覧)
[b]1. 第2期中期研究計画の策定経緯[/b]
研究所の設置目的

 当所は、所内の再編計画(平成12年5月)にもとづき組織を整備し、平成14年1月には第1期中期研究計画を策定し、その後の調査研究を推進してきた。この中期研究計画を構成する個別研究課題については、毎年、外部の専門家による評価および部局におけるヒアリングの機会を設け評価、点検をおこなうとともに、一般公開している研究発表会において、定期的に成果を発表するほか、内部の点検を図り、自己改革を進めてきた。

 この間当所は、平成15年4月地震防災対策を効率的、効果的に推進する上で、環境農政部から防災局(現安全防災局)に移管された。これにより、行政との連携強化が図られ、所員は県民の安全・安心の確保という課題を以前にも増して明確に意識するようになってきた。
 第1期中期研究計画策定以降、当所は自然の恵みである温泉・地下水資源の保護と有効利用に関する継続的なデータの収集や解析に努める一方で、箱根火山の群発地震や噴気異常などの突発的な事態に対応するなど、県民が安全で安心して生活できる県土を維持するための調査研究活動を続けるとともに、行政や住民への情報提供を積極的におこなってきた。
 このような第一期中期研究計画の成果を踏まえ、「県民の安全・安心の確保」と「県土の豊かな資源の利用と保護」という行政課題への取り組みを更に推進していくことに加え、団塊世代の退職による技術の継承に関する問題にも対応し、当所の活動をさらに発展させていくため、平成14年1月に策定した第1期中期研究計画を1年残した段階で改定することとした。

 第2期中期研究計画は、平成18年度当初から22年度末までの5年間にわたる当所の研究活動についての方向性を示す。なお、技術の進歩や情勢の変化、緊急的課題の出現などに柔軟に対応していくこととする。

2.第2期中期研究計画の基本方針

(1) 背 景
 神奈川県は世界的にもまれなプレート衝突域に存在し、これまでもたびたび地震の被害に見舞われてきた。このような特殊な地域であるため、地質構造は極めて複雑である。県土の地学的な特殊性に起因する災害と、逆にこのような地学的特殊性がもたらす豊かな資源とを科学的に理解していく努力は、県土に住み続ける限り恒常的に必要である。
 このような背景を踏まえ、当所では「1 地震火山活動から県民の安全と安心を確保する」とともに、「2 温泉や地下水など県土の豊かな資源の利用と保護」が将来にわたって継続できるための研究に取り組むこととする。

(2) 中期研究計画の体系
 この中期研究計画では県民の安全・安心の確保に重要な研究として「県西部の地震・火山・地質に関する研究」に関わる5つの調査研究を、また、県土の豊かな資源を利用保護するための研究として「温泉・地下水・地質に関する研究」に関わる3つの調査研究を計画した。

表1 中期研究計画における研究課題の体系と関連分野
課題

詳しくは、PDFファイルをご覧ください。

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