研究集会「熱水活動を伴う火山のモニタリング:観測と地質構造の融合」開催のお知らせ(令和7年12月5・6日)
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10/16 公開
2015年の箱根火山の水蒸気噴火から10年を迎えるにあたり、本研究集会では、火山活動の兆候把握および水蒸気噴火の予測困難性に焦点を当て、国内外の観測技術やモニタリングの最新動向を共有します。特に、熱水系を伴う火山における活発化の定量的評価や、火山浅部の熱水構造や関連する班岩鉱床の成因に関する地質学的研究との融合にも着目し、水蒸気噴火の物理的理解とリスク評価に資する新たな視点の構築を目指します。
本研究集会には、5名の国外の研究者を招待しており、グローバルな火山観測と熱水構造の研究について議論を実施し、将来に向けた課題と展望を共有します。
6日(土)の午前中には、ポスターセッションを実施します。ポスターセッションでは国内外の火山における水蒸気噴火に関する観測や火山の熱水構造の解明に関わる研究紹介、火山活動や防災に関する情報発信、普及啓発の取り組みなどについて国内の火山研究者や行政関係者から発表を募集します。発表言語は英語または日本語で発表者が選択できます。
対象:火山噴火に関わる研究者、火山防災に関わる行政関係者など
※ 招待講演者の発表は英語で実施します。通訳はありません。
日程:2025年12月5日(金) 9:30-17:15 海外からの招待講演者5名による講演、総合討論
2025年12月6日(土) 9:30-12:00 ポスターセッション(発表募集中)
※6日13:30より同会場で国際シンポジウムを開催します。こちらも併せてご参加ください。
シンポジウムへ現地参加を希望される場合は、別途お申込みが必要です。オンライン配信はこの研究集会へ参加いただいた方にリンクを送ります。
会場:神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田499)
招待講演のみ、ウェブ会議システム「Zoom」でも配信します。
定員:50名(5日の講義室での定員), 300名(5日のオンライン配信の定員)
,40件(ポスター発表)
共催:神奈川県温泉地学研究所、神奈川県立生命の星・地球博物館、箱根ジオパーク推進協議会、東京科学大学総合研究院多元レジリエンス研究センター、東京大学地震研究所、名古屋大学大学院環境学研究科附属地震火山研究センター(予定)
参加・発表申込方法:電子申請「e-kanagawa」よりお申込みください(下のリンク)。締め切りは令和7年11月17日(月)17:00です。
参加・発表申し込みはこちら
開催概要は以下の通りです。